オーディオマニアへの第一歩

オーディオ遍歴その5
学生時代が終わり、社会人の一員となって初めて本格的なオーディオコンポを組みました。その当時で標準的なモデルでかためました。アンプはサンスイ、スピーカーはパイオニア、チューナーはトリオ(現ケンウッド)カセットデッキはアイワ、CDプレーヤーはソニーとしました。

アンプ:サンスイAU-D907X









スピーカー:パイオニアS-933




チューナー:トリオKT-1010




カセットデッキ:アイワ???????

CDプレーヤー:ソニーCDP 222 ES




ADプレーヤー:パイオニアPL-70LⅡ




この当時では標準的なシステムです。アイワのカセットデッキだけは今はどうしても思い出せませんが3ヘッドでバイアス調整が付いていました。サンスイは昔のプリメインアンプとしてはスタンダードなメーカーでしたし、パイオニアのスピーカーはヤマハのNS-1000Mを意識して出ましたが、NS-1000Mの唯一の弱点である低域の量感を補っています。こんな感じでかためていましたが線材がOFCからPC-OFCに移行していた時代だったのでその位しか音質向上は望めませんでした。今のようにオーディオアクセサリーは豊富ではなく数える程度しかなかった時代だったのですが、音質向上法は限られていてまだまだ音質的には初級編といったところでした。




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システムのワンステップアップ

オーディオ遍歴その4
高校生活の中ほどで初めてオーディオの駆け出しと言えるシステムをやっと手に入れる事が出来ました。その当時はスピーカーユ二ットの新素材や平面振動版などが流行っていたのですが、最初は手探りでしたがメーカーをONKYOに決めてシステムを組みました。確かWスーパーサーボと言うネガティブフィードバック方式を採用していたと思うのですが、予算が限られていたためシリーズにも入っていないパワーメータが付いた最下位プリメインアンプとチューナーのセットとM55Ⅱというスピーカーを選択しました。その時初めてラジカセから卒業しましたが、理想とする音ははるか彼方でした。

ONKYO M55Ⅱ



その当時はYAMAHA NS-1000Mが理想のスピーカーに近く各社がこぞってライバル機種を出しましたが、返り討ちにあっていました。YAMAHAのピアノの海外の方の評価は音がとても美しいと言っています。それと同じ様にこの1000Mの音にも日本の美が宿っていると思います。今から思うと日本のスピーカーの大半はNS-1000Mのように凛とした日本ならではの個性といったものが無く優等生的な鳴り方であまり魅力を感じる物はなかったと思います。エレクトロ二クス日本で、メカには魅力はあるかも知れませんがスピーカーだけは海外製の方が数段いい音が出せていたのではないかと思います。オーディオは優等生ではダメ、いい意味で個性がないとあきられます。昔は、部品があまりいい物ではなく歪みをうまく処理していい音にみせていましたが、今は部品もいいので本当の意味でいいスピーカーが多くなりました。しかし、今でも日本のスピーカーメーカーで海外製のような個性があるメーカーと言ったらメジャーなものでビクターかパイオニアぐらいしか思いつきません。


YAMAHA NS-1000M









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ラジカセでエアーチェック

オーディオ遍歴その3
実際は、そういった経緯はあっても小学生では先立つ物がありません。それで、その時は大人になってお金がたまったらやってみようというのが実状でした。しばらくはピュアオーディオの音が耳から離れなかったのですが、その時は時期が来るまでお預け状態でした。何もなす術も当時はありませんでした。その後、モノーラルのカセットテープレコーダーを使っていましたが、オーディオとは少し離れた状態が続きました。そして月日は流れ、高校生に入学が決まった時に母が入学祝としてステレオカセットテープレコーダーいわゆるラジカセを買ってくれました。今でもメーカーは覚えていますがNECのRMS-1100Rという型で金額は確か1万円程だったか?、当時としては価格の割には機能や音質から言っても優れたモデルでした。このモデルをその後数年間は使い倒しました。寮生活を送っていたのでテレビはあまり見れませんでした。その代わりFMでエアーチェックをかなりやっていました。デンオンの名器、DL-103で再生されていたFM-NHKのFMリクエストアワー 夕べのひと時やDIATONEポップスベストテンなどアナウンサーの声が入りにくい番組を主に録音していました。当時の女性ボーカリストとしては、五輪真弓、ユーミン、岩崎宏美、高田みづえ、太田裕美、松田聖子、庄野真代、八神純子、久保田早紀、山下久美子、渡辺真知子、竹内まりや、石野真子らの曲をおもに聴いていました。高橋真梨子のアフロディーテや大橋純子のビューティフル・ミーなども懐かしい曲です。その頃から女性歌手を録る割合は多くて、7~8割ぐらいでした。









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鮮烈!ピュアオーディオの衝撃

オーディオ遍歴その2
その、幼なじみの友達が持っていた機種はカセットデッキの方がAKAIのGXC-570D、スピーカーはDIATONE F1でした。GXC-570Dは当時AKAIの最高峰カセットデッキで体高も高く当時流行ったオープンリールを彷彿とさせる面構えです。アナログメーターなどの照明を点けると、否が応でも高級感があふれます。



スピーカーの方も高級品とまではいかない物の30cmウーハーなので低音の体に伝わる迫力はなかなかの物です。


アンプは確かパイオニア製だったと思いますがちょっと思い出せません。

このサウンドの、悠然とせまる迫力にはノックアウトされました。昇天物でしょうか、血が騒いだのを今でも覚えています。それ以来、その音が耳から離れなくなりどっぷりとオーディオ中毒に浸かってしまいました。




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