電源の重要性を再認識

オーディオ遍歴その17
次に取り組んだのは、電源の強化でした。やはり、汚染された電気状態を治さないとそれから先に手を付けてもダメだと思ったからです。その頃は、やっとオーディオアクセサリーの重要性が取り沙汰されてきた時期でした。その当時買ったのはテクニカルブレーンのノイズカットトランスT-1000という型です。価格は20万円で結構高かったですが、効果はありました。それとWATTaGATEの壁コンセントやオーディオリプラスのコンセントプレートなども買いました。 その年の年末にはチクマの75CPS-14AG MK2(158000円)が発売されて超高額にもかかわらず売れまくったのですが、僕もその一人になりました。当時はオーディオリプラスかチクマかの選択でしたが音楽的センスやアコースティック重視と云うことでチクマにしました。今でも使っていますが音響的に響きのいい電源タップです。すごく売れた所を見ると、やはり、自然な響きを好む人が多いんだなーとつくづく思いました。




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接点の掃除は最低限の基本

オーディオ遍歴その16
どうすれば音が良くなるのかの取り組みを改めて考え直す必要がありました。 一機に音は良くなる訳もなく少しずつ手をつけていきました。 まず、システムをそろえたらしなくてはいけない事は接点の掃除です。 新品・中古に関係なく接点の導電作用で音質は向上します。これは、最低限の基本です。 しかし、実際は接点復活剤等でピンコードしか掃除をしなかった人もいると思いますが 電源コードのコンセントの端子も音質向上効果があるので試してみてください。 僕は、今はありませんが、昔はSAECのTWEEKという復活剤を多用していました。効果は確かにすばらしいものでした。 しかし、ここら当たりはまだ準備運動です。その後も、手さぐりで音質向上を試行錯誤していきました。

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システムを組んだ時がやっとハナタレ小僧

オーディオ遍歴その15
そうする内にもっと純粋な音を追求したいという思いから貯めていたお金を一機に使ってアンプ、CDプレーヤー、カセットデッキを買い換えました。アンプはさすがに当時の海外製品では個性が強すぎて僕の好みではありませんでした。 当時は純粋さという事では日本の方が1枚上手だったと思います。そこでアキュフェーズのE306にしました。CDプレーヤーも1体型の当時の最高峰アキュフェーズのDP-75を購入。これは、より純粋な音を求めた結果だと思います。カセットデッキはナカミチのcassettedeck1にしました。これで、ある程度はいい音が出るだろうと思っていました。その結果は、音出しをした時点では確かに今までよりは純粋な音にはなりました。しかし、理想とする音からはやはり遠い音でした。クオリティーは少しは上がったもののまだまだこれからの音でした。ようやく小学生になったかという感じです。当時は実際は60~70点ぐらいの音に感じていたかも知れません。しかし、今から思うと現在の音を一応90点だと仮にすると20~30点がいい所かといった感じでした。

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ビジュアルオーディオへと移行

オーディオ遍歴その14
その頃はオーディオを初めて以来音楽再生一辺倒でした。なぜなら、まだその頃は映像技術はまだ未熟でしたから。しかしそんなある日レーザーディスクの存在を知り少しは音質に追いついてきた感もありパイオニアのCLD HF-7Gを購入しました。しかし、最初の頃はソフトはもっぱら洋画の再生に使っていました。それ以降、オーディオ一辺倒からビジュアルオーディオに変わっていきました。やはり映像があると鮮やかな色彩や現場の雰囲気がよりリアルに伝わってくるのではないかと思ったからです。これには、日頃任天堂64でゲームをしていたのが大きく影響しています(笑い)

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安くていい音を聴きたいならヤフオク

オーディオシステムを出来るだけ安く手に入れたいと思っている方は、最新機種にこだわらない方がいいと思います。 なぜなら、昔の機種で充分いい音がするからです。確かに新しい方が汚れてないし清潔感もあります。それにこだわるならそれでいいと思います。ただ、そこまでこだわりが無いのでしたらヤフオクで中古を落札するのが1番安くシステムを組めます。寿命は短くはなりますが、逆にエージングは進んでいると思います。僕も最近Accuphase E-306の調子が悪く”修理に出さないといけないなー”と思い、修理の間の中継ぎで間に合わせの機種を捜していてヤフオクで落札しました。型はマランツSR4300改、逸品館でチューニングしたモデルです。確かに少しキズはありましたが安く落札出来たし自分の持てるノウハウでチューニングを行った結果中継ぎと考えていた機種がメインの座についてしまいました。明らかに前機種は高域に妙なクセがありましたが、それが取れ透明感の増した色付けの少ない音になりました。これからしても、金額が高い方が音がいいとは限らないものですね。今回行ったチューニングに関しては自分の持てる全てのノウハウをオーディオ音質向上レポート基本編にまとめたので読んでみてください。

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高域不足の新たな悩み

オーディオ遍歴その13
その後まあたちまちは後藤総合音響さんでアクセサリー関係を買いました。その当時はやっとオーディオアクセサリーの重要性が取りざたされるようになった時代でした。電源タップ、電源コード、RCAコード、デジタルライントランスなどを買って音の変化を楽しんでいました。しかし、どうしてもなぜか高音があまり出ないこもったような音の解消は出来ませんでした。そして、その当時はその原因があまりわかりませんでした。


marantz DLT-1

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コツコツ少しずつ向上

オーディオ遍歴その12
スピーカーを替えてすこしは良くなったのですがそれでもこもり気味の音は治りませんでした。そのままでは良くならないので工夫が必要になったのですが、その当時読んだ記事の江川三郎実験室のスピーカーノウハウを拝借して中の吸音材のフェルトを全部抜いて新聞紙のテトラパック状の紙風船を作って詰め込むとブーミーさがなくなるというのをやってみました。効果は確かにブーミーさが減ってすっきりしてボーカルが以前よりはきれいに聴こえるようにはなりました。でも理想の音までは程遠くコツコツ少しずつ向上するしかありませんでした。

フェルトの吸音材

テトラパック状の新聞紙


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リアルサウンドを目指す第一歩

オーディオ遍歴その11
オーディオ生活は復活したのですが、揃えたシステムは僕の目指している音とは違っていました。ヒューマンなサウンドといううたい文句のアンプとスピーカーだったのですが、逆にゆるすぎる音で暖かい音かもしれないですがリアルサウンドという点ではかなり色付けした音という印象でした。30点ぐらいの音です。しばらくはこのシステムで聴かないといけなかったのですがやはり聴くに耐えず、まずスピーカーだけを買い替えました。自然な色付けが少ないという事で現在使っているARというメーカーのTSW-310に決めました。これは、かなり良かったです。確かに色付けが少なく自然な再生音で僕好みでした。スピーカー自体の値段は大分下がりましたが音自体は素直な音で僕にはレベルアップした印象でした。スピーカーの値段が高い方がいい音がするとは限らないのがオーディオの世界です。安くてもいい音の物はいくらでもあります。だから、おもしろいしやりがいがあるのです。


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オーディオマニアへの復帰

オーディオ遍歴その10
緩やかにオーディオ生活が始まりましたが、まずはシステムを揃えないといけません。参考にしたのはオーディオアクセサリーの雑誌から名古屋市にあるゴトー総合音響さんの当時の推薦されていたアンプという事で外国のアンプメーカーですがMissionというメーカーのCyrus2+Psx電源でした。スピーカーはハーベスのHL5、CDプレーヤーはパイオニアのPD-T07A、カセットデッキはNakamichiのLX3としました。大阪に就職した時点とは全く違った傾向の音質になりましたが、より音楽的な音を目指していたからです


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オーディオ生活の再開

オーディオ遍歴その9
地元で就職して2年くらいはオーディオから完全に離れていました。その当時は釣りや将棋に夢中で将棋の本は定期的に買っていました。そんなある日将棋の本を例の如く買っていたら向こう側の棚にオーディオの本を置いていました。田舎なのでそんな物は初めから無いだろうと思っていたのでこんな田舎でも売ってるんだなーと感心しました。確かSTEREOという雑誌でした。さっそく買って家で読み漁りましたが、なるほどおもしろい内容でした。その辺からオーディオをもう一回やってみようという意欲がフツフツと沸いてきました。その次に本屋に行ってみるとオーディオアクセサリー(本)を売っていました。すぐに購読予約をしたのはもちろんです。そこから、忘れかけていたリアルオーディオ探求への道のりが始まりました。



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地元で就職

オーディオ遍歴その8
今から20年前の2月に転勤先の工場をやめて、地元に帰ってきました。その後、3ヶ月で今の仕事を見つけて勤めています。最初の内は、システムがなかったし以前ほどのオーディオ熱は冷めていて、他の趣味が将棋や釣りなのでそちらの方に夢中でした。あきらめた訳ではないのですが帰ってきて2~3年はオーディオから離れた生活が続きました。




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オーディオ初心者さんにオススメの音質維持方法

オーディオ初心者さんに特にやって欲しい音質維持方法を説明します。オーディオをするのは初めてという方はまずすべき事はピンコード端子や電源端子を市販の接点復活剤で掃除する事です。新品だから音は変わらないと思うかもしれませんが古い新しいに関係なく音質向上します。唯、最初のうちは音質はいいのですが時間が経ってくると又音質は落ちてきます。その時にすぐに又接点復活剤を使ってもいいのですが試して欲しいのはピンコード端子や電源端子を1度全部抜き差しする事です。これで、ある程度は音質は回復します。その際、抜き差ししたけどあまり効果が無かったと思った時にだけ接点復活剤を使って下さい。
そうする事で、接点復活剤をそれだけ節約する事が出来ます。是非、試してみてください。




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いろいろやってわかった事

音質向上は確かにその時点で施せば少しずつ上がりますが本当にすばらしい音質になるには同じ方法でも何回も繰り返し行っていく内に、尚且つエージングがかなり進まないと本物の音にはなりません。逆に言うとエージングが進めば進むほどいい音になります。なので、向上はしても本物になるのは長い期間を要します。高価なアクセサリーは確かにそこの期間を短縮してくれますが、先立つものが無い人はそういう訳にはいきません。なので、安いアイテムでもより効果の高いアイテムを選ぶ必要があります。そうして初めて本物の音に出会います。最近ようやくある程度本物と言える音にチューニング出来たと思っています。
そしてこれからも、今以上にすばらしい音質向上を目指して行きます。




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